2015年05月23日
ストリートの出来事~強い拍手と手拍子と
5月22日(金)の丸亀町。
フリーライブに参戦してからのストリートで、スタートが23時半頃からという遅い時間に。

しばらく演奏して。
そういう気持ちも出来て来たので。
「世情」をやり。
そして。「まぼろしの翼とともに」を、しっかりと演奏。
とてもストレートで、情に訴える反戦歌。西岡たかしの作で、1967年。
いつものように、金曜の夜を楽しむカップルや仲間どうしのひとたちが、左から右から、目の前を通りすぎる。
ふと、間奏の口笛で、商店街をなんとなく眺める。
と。
さっき目の前を自転車で通り過ぎた中年男性が、少し離れたところで自転車に乗ったまま半身でこちらを見ている。
ん?私か?誰かを待っているのか。
間奏の口笛から、ロッカバラッドアレンジに変わって二番に入る。
戦死した彼氏の後を追って自死した女性のくだり。
もう いやだ こんな世界は
もう 二度と みたくない
と、この曲は終わる。
と。
離れたとこらから、パン!パン!パン!パン!と、かなり力強い拍手が。
音の方を見ると、自転車に乗ったままの男性がこちらを見ながら拍手を。
かなり、強く、激しく。拍手をいただいた。
ありがとやんす!!と、私も強く、短く返事をして。
また前を向いて、次の曲に、入る。
次の曲を終えて、その方向を見ると、その自転車の男性の姿はなかったのだけれど。
100人中、99.9人が通りすぎる私の路上演奏で、たったこの一曲の、ほんの数分の出来事が、
とてもとても、力を与えてくれる。
そんな5月22日。

フリーライブ帰りのオヤオウのご夫妻が立ち寄ってくださり、温かく2、3曲。
奥さまがうっすらと、小さな声で横に立ちハミングなど。
聴いていただき。
お心遣い、多謝。
向こうの方で女性シンガーの伴奏をしていたギターの若い男の子がやって来て。一曲聴いて。
帰らない。
もう一曲。帰らない。
「いや、カッコいいっすね。」
気をよくして立ち上がって、一曲。
「いやぁ、いいっす。」
もっと気をよくして、一曲。
「いやぁ」と言いながら頭を少しかきむしりながら
「いやぁ、久し振りに刺激受けたなぁぁぁ」となかんとか。
やりとりを少ししながら、私のアレンジのバリエーションを数曲聞かせて。
とかもあり。
で、午前1時頃には、前職の戦友で、じゃ、私、辞めるので後はよろしく!と伝えた方が立ち寄り。
「あれ、やってくださいよ。私の好きな」
えーー。
と、いいながら。
午前1時半頃。
かなり静まりかえって来た商店街のアーケードの中で。
いいんだぜ。を。歌い。演奏。
そんな、夜でした。
山田晃士に会いに行く鉄旅の途中、マリンライナーにて。
フリーライブに参戦してからのストリートで、スタートが23時半頃からという遅い時間に。

しばらく演奏して。
そういう気持ちも出来て来たので。
「世情」をやり。
そして。「まぼろしの翼とともに」を、しっかりと演奏。
とてもストレートで、情に訴える反戦歌。西岡たかしの作で、1967年。
いつものように、金曜の夜を楽しむカップルや仲間どうしのひとたちが、左から右から、目の前を通りすぎる。
ふと、間奏の口笛で、商店街をなんとなく眺める。
と。
さっき目の前を自転車で通り過ぎた中年男性が、少し離れたところで自転車に乗ったまま半身でこちらを見ている。
ん?私か?誰かを待っているのか。
間奏の口笛から、ロッカバラッドアレンジに変わって二番に入る。
戦死した彼氏の後を追って自死した女性のくだり。
もう いやだ こんな世界は
もう 二度と みたくない
と、この曲は終わる。
と。
離れたとこらから、パン!パン!パン!パン!と、かなり力強い拍手が。
音の方を見ると、自転車に乗ったままの男性がこちらを見ながら拍手を。
かなり、強く、激しく。拍手をいただいた。
ありがとやんす!!と、私も強く、短く返事をして。
また前を向いて、次の曲に、入る。
次の曲を終えて、その方向を見ると、その自転車の男性の姿はなかったのだけれど。
100人中、99.9人が通りすぎる私の路上演奏で、たったこの一曲の、ほんの数分の出来事が、
とてもとても、力を与えてくれる。
そんな5月22日。

フリーライブ帰りのオヤオウのご夫妻が立ち寄ってくださり、温かく2、3曲。
奥さまがうっすらと、小さな声で横に立ちハミングなど。
聴いていただき。
お心遣い、多謝。
向こうの方で女性シンガーの伴奏をしていたギターの若い男の子がやって来て。一曲聴いて。
帰らない。
もう一曲。帰らない。
「いや、カッコいいっすね。」
気をよくして立ち上がって、一曲。
「いやぁ、いいっす。」
もっと気をよくして、一曲。
「いやぁ」と言いながら頭を少しかきむしりながら
「いやぁ、久し振りに刺激受けたなぁぁぁ」となかんとか。
やりとりを少ししながら、私のアレンジのバリエーションを数曲聞かせて。
とかもあり。
で、午前1時頃には、前職の戦友で、じゃ、私、辞めるので後はよろしく!と伝えた方が立ち寄り。
「あれ、やってくださいよ。私の好きな」
えーー。
と、いいながら。
午前1時半頃。
かなり静まりかえって来た商店街のアーケードの中で。
いいんだぜ。を。歌い。演奏。
そんな、夜でした。
山田晃士に会いに行く鉄旅の途中、マリンライナーにて。
Posted by rookie1957@ストリート at 18:48│Comments(0)
│ストリートの出来事
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