2008年11月17日
67才現役ギタリスト、ソロライブ見ました

11月12日、オリーブホールのステージには、『人生』という名のオブジェが座っていた。
その『人生』というオブジェは、16曲+アンコール2曲+予定外曲2,3曲をひとりで演奏し、或いは歌った。
4本のギターと、なんと、波動スピーカーに囲まれて、それだけでステージを見せた。
「井上堯之ソロライブ」
旧友~いのちの花を咲かせましょう
67歳。
すべての曲を暗譜でイントゥルメンツを演奏し、歌った。
写真は彼の公式サイトにあった、昨年の全国ライブツアーの記録から拝借しました。

67歳のギターのテクニックは、焦るでもなくしっとりしっかり、
クラプトンを”スローハンド”と呼んだ時代と同じニュアンスを、井上さんの演奏に感じて。
わたしは、40年近く前のグループサウンズの時代からとくべつにスパイダースのファンでもなかったけれど、井上さんはグレートなコンポーザーであり、アレンジャーだと、そのことをぼんやり思っていたけれど、今回のライブステージを見て、井上さんは本当にミュージシャンだったんだと、
ぎゃーーー
テレビのスマスマで、白髪でノーメイクに近いキャロルキングが歌ってるぅーー!!!!
SMAPと・・・・・!!!!!
ピアノ弾き語り
曲は・・・・・・You've Got A Friend
しっしんするかと思いました・・・・
wikipediaによると
キャロルキング・・・1942年2月9日生まれ
ギャーーーー、キャロルキングが、SMAPのひとりひとりと、ハグしてる!!!
あ、また、井上さんの話題に戻ります・・・
ほぼ、井上さんとキャロルキングは同年代ですね。(井上さん1941年生)

この写真も、昨年のライブ記録からです。
しわくちゃで、ヨレヨレに見えるけど・・・
10数年前に癌で胃をほとんど摘出したそうですが・・・
でも、昨年66歳になったときに周囲の企画で、全国66か所ライブハウスツアーをやったとのこと。
決して歌がうまいわけではないけれど・・
うまいヘタではなく、
スパイダースでやっていた、いろんな歌い手に曲を提供してそれがヒットしていた、からではなく。
67歳の、音楽業界では尊敬を集め、充分な生活ができている中で66歳で66か所ツアーをし、また67歳になっても、またこうして地方都市のライブハウスでステージをやっている・・・・・
その意味を知りたくて、
そうしている人が見たくて、
行きました。
・・・数日前、ラフハウスに行くと店主が「井上の音源手に入れたので、かけましょうか」と・・・
いらんいらん!!ここでかけるな!
わたしは、12日に、生を聞くんじゃ!
と、丁重にお断りをしました。。。。
音楽をすること。
それを生業(なりわい)とすること。
年を重ねて、重ねて、病をわずらってもまだ年を重ねて人前で演奏する。
まだまだ作詞、作曲、演奏活動をやってる。
そんな人生。
わたしは、なんとなくの直観で、「これは見に行かなくては!」と思い込み。
ミーハーに成り切って、客席最前列に席を取りました。
60歳を越えて高松でまだ現役であり続ける海人のマスターもやって来て、
ふたり並んで最前列に陣取り、バディのボーカル、歌姫KAZUKOさんとノイリーと、
4人で最前列(笑)
ミーハーは、楽しい。
もちろん!!
コンサートグッズも購入。

キャップにサインをしていただくべく、ライブ終了後、
ロビーでサインに応じる列に並びました。
この日のオリーブホールの客層、濃いというか年齢層の高さとかではなく、
それこそ
「人生」がガツンを溜まった人々がうようよとやって来てました。
とてもとても、温かな客席になりました。
井上さんのギターのイントロ・・・・・少し初めて・・・・井上さんは二コリと客席に微笑みかけ、首をちょこっとかしげ耳を客席に傾けるそぶり・・・・
に、惹きこまれて客席から大昔のグループサウンズの歌の歌詞が出て来たんです。
ちらほらと、客席のあちこちから・・・
ありがとうありがとうありがとう。
あなたのステージの居ずまい佇まいに、感謝です。
そう、ほんとにこのタイミングでこの67歳の井上さんのライブに引き寄せられた・・・・・何かの繋がり、導き?を感じます。
11月30日、ラフハウス店主のアイデアでさぬきで音楽を続けている、若手ではなく、それなりに人生を重ねているひとたちに集まっていただいたライブを予定していて・・・
その日の最高齢は60歳直前の方・・・
でも、年齢が、というわけではなく。
社会人としての日常生活がある中で、それぞれの職業、立場、家庭がある中で人前で音楽を奏で続けている「人生」を、いろんな方に見ていただきたいと・・・
そう思って、わたしがこの1年半くらいの間でさぬきで数多くのライブを見た中で、今回の条件にフィットする方、出ていただきたいと思ったひとたちにお声掛けさせていただきました。
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いつま〜でたっても少年少女な「やんちゃな音楽好き」、集まってみました。
愉しい日曜日の夜半をお届けします。
2008年11月30日(日)
[タイトル]
Yes We Can ! - Live -
[出演]
■mei
アコースティックな弾き語り女性シンガー。
ウエストコースト系やカントリー系の英語の歌中心。
■rookie★from あしたさぬき。
せっかくきれいに建っているコンクリートの建物をぶっ壊して、ごつごつした丸太作りの家を
手作りで見よう見まね組み立てているような演奏スタイル。
■るいまま
文筆家、まちあるきプロデューサー他、あれこれ。
今回はキーボードと歌。オリジナルなど。
■tya-sura(チャースラ)
1959年生まれ49才男、中学から高校にかけてアコギを弾いてフォークしてました。その後30年のブランクがあり2年前に再開しました。現在「戦うオヤジの応援団」というアコギのネットで知り合った仲間と音楽してます。人生の応援歌が歌えれば最高です。(本人談)
■高尾 from 屋根裏
キャデラック・ベイビー・ブルースバンドのメンバー。
シカゴブルース一筋30年。ブルースギター&ヴォーカル。
■スリードックス
地元で人気の「まるちゃんブルースバンド」からギター&ボーカルの同級生3人ユニット誕生。
スリードックスという名前であちこち出没中。
そしてもうおひとり、参加決定。
■Mさん
ブルースハープのtossyさんの教室の生徒さんですが・・・・・今回のライブの最年長となった方です。とても楽しみです。
[時間]
16:30 Open 17:00 Start
[料金]
無料 (1オーダー制)
[問い合わせ]
bar_ruffhouse@yahoo.co.jp
Posted by rookie1957@ストリート at 23:42│Comments(2)
│音楽・舞台・映画
この記事へのコメント
ええ文章ですね。
30日、楽しみにしておりますよ〜。
30日、楽しみにしておりますよ〜。
Posted by ノイリー・プラット
at 2008年11月20日 18:59

★ノイリーお譲ちゃま
まいどおおきに。
わたしも愉しみなんですよ。
まいどおおきに。
わたしも愉しみなんですよ。
Posted by rookieルーキー☆品川25階 at 2008年11月21日 08:17