2009年03月22日

吉田拓郎を1時間半、観る聴く、うなずく

NHK BSチャンネルで、「復活!吉田拓郎」という番組を、見てしまった。

午後7時半から、さっき、午後9時まで1時間半。

途中できっと、チャンネルを替えると思ってぼんやり見始めたんですが・・・

最後まで見てしまいました。


吉田拓郎を1時間半、観る聴く、うなずく



今日は昼間に知人の人前結婚式があり、

二人を結びつけた「いわゆるキューピット役」としてスピーチもしまして。


(ただ、披露パーティの最後の新郎の尊父のごあいさつの中で、キューピットというのは似合わない、むしろ仕掛け人、ですね・・と言われてしまいましたが・・・あご尊父、初対面でしたが・・笑)


レストランウエディングだったので、

シャンパン
ビール
白ワイン
赤ワイン

と、たっぷり頂戴しまして。

13時半だと思い込んでいたのが、今朝10時の段階で布団の中で12時から。ということを発見しまして。


ま、あれやこれやありまして、午後3時頃には酔っ払いのまま巷に放り出されて・・・

私が行くようなお店はこんな時間に開いていなくて。日曜日に開いていなくて・・・。


少し街をさ迷い、時間を潰して、タクシーや知人の車などを乗り継ぎ・・

午後6時過ぎには帰宅。

そのまま布団に入って、テレビを点けて。


驚くほどつまらない番組ばかりで、飽きれて・・・。


7時からNHKのニュースを見てて、それがたまたまBSだったらしく・・・


そのまま、7時半からの「復活!吉田拓郎」という番組に入っていって・・・・


*****************************

私は、中学1,2年のころ、毎日まいにち、3,4時間、ギターを弾いていました。


男子校の寮生活の中で、毎日毎日、「人間なんて」や「私たちの望むものは」を、数時間。

この2曲だけ、延々と繰り返してギターを叩きつけ、怒鳴り散らして、歌ってました。

**********************

それから拓郎は、「結婚しようよ」「旅の宿」などでヒットを飛ばして・・・

急速にわたしの興味は薄れて行き・・。


私が聞いたのは、「人間なんて」のアルバムまで。『中津川フォークジャンボリー』のアルバムまで。


その後、「はっぴいえんど」や「チェッペリン」やJAZZや「あがた森魚」に入って行った。

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吉田拓郎、1946年4月5日生まれ。62歳。

いわゆるメジャーデビューは1970年6月『イメージの詩/マークII 』(エレックレコード)になる。


団塊の世代の真っただ中。

ローリングストーンズやビートルズとも、同世代となる。


今日の彼の音楽は別として、耳に残ったことば・・・・を、ちょっと書いてみようと思います。


★今回のライブで、『夜霧よ今夜もありがとう』を演奏することについて。

⇒人から見たらフォークの弾き語りかもしれないが、自分としては、フォークやボブ・ディランを聞く以前に、自分が子どもの頃に聞いて、耳に残った日本の作家、作曲家もあり。その中でも浜口庫之助のメロディがずっと耳に残っていて。彼をリスペクトしている自分もあり。今回、歌ってみようと思った。サービスです。


★デビューしたての頃、同時代の5,6組のアーティスト達と、東北や各地にコンサートツアーに行っていた頃の話になって。

⇒あの頃は、ひとりのアーティストがコンサートツアーをするということを、日本が知らなかった。六文銭やイルカやはっぴいえんどや頭脳警察とかと、1回のコンサートで次々とアーティストが入れ替わって出てくる。
旅館に雑魚寝で、今思い起こせば、この時代は楽しかった。将来のことなど何も考えず、言われたところに行って、演奏して、帰ってくる。
そういう合同のコンサートは、自分の演奏を聴きに来ている人ではない人もいるわけで。
自分の前が、はっぴいえんどや、頭脳警察だと、かなり、緊張するんですよ。これは、かなり嫌だったし。
当時のファンは大学生が多くて、こいつら、うるさいんですよ。はっぴいえんどのファンなんか、ぜったいオレ(拓郎)なんて大嫌いだから。



・・・・そうか、拓郎も、気になるんだ・・・気にしてる、気にしてたんだ・・


★彼は数年前に肺がんとなり、予定していたコンサートツアーをすべてキャンセルした。今回、再びツアーに出る。体調について、インタビュアーが尋ねた。

⇒体調が、100%というのがどういうものかよく分からないけど。これが老いと言うのかも分かりませんが。10年前に比べたら、100%という日は、ないですね。今、もう、頑張れと言われても「勘弁してください」としか言いようがないですね。
お世話になっているお医者さんにも、頑張らなくてできることをしなさい、と言われて。ああ、そうかと。


************************

わたしは、どうも、長い間勘違いをしていたような気がした。


私の小学生から中学生に進む多感な頃に世に出た「吉田拓郎」という人物を、

当時の音楽シーンや政治や社会情勢の限られた情報の中で。

「テレビの歌番組には出ない」「1曲フルコーラスでちゃんとできない番組には出ない」
「そもそも、テレビには出ない」

と言ってつっぱる井上揚水や拓郎や泉谷しげるたちをそのまま信じていて。


20数年後、アイドルと一緒にバラエティ番組に出てる拓郎を見て、「バカじゃないか、コイツ」と率直に感じたり。

そんなことを許す時代と年齢になったんだなぁと、妙に納得したり。


50才になって、人前演奏を始めた時に、最初に拓郎の曲にトライしながらも・・・何回かライブでやりながらも・・・どうもしっくり来なくて、歌詞が幼稚でつまらなく感じて・・・やがてレパートリーから外したり・・


ただ、今日、1時間半、このNHKの番組を見て感じたことは・・・・


わたしが勝手に思い込んでいた「吉田拓郎」というイメージは、吉田拓郎という人物とは無関係なものだったんだなぁと。


吉田拓郎というシンガーソングライターを見直して、好きになった。というわけではまったくないけど。


ああ、こういう62歳。この人はこの人なりに、いい人生だったんだろうなぁと。合点しました。

肺がんの闘病生活の中で、もう一度歌えるのか演奏できるかなど、私たちの想像できないくらいの葛藤や努力があったんだろうなぁと、合点しました。


しかし、体調100%な時がない。頑張らなくていい。と、いう弱気でヤワな拓郎は、私には不要。

こんな弱気で、30人、40人編成の大所帯のバンドを従えての演奏に「このサウンドに包まれてやれるのが幸せ」と言ってしまう拓郎を、見たくない。


おととし、去年と、67歳で全国数十か所のソロライブツアーをひとりでやり切り。

今年の1月に、突然現役引退を宣言し、数か月先まで決まっていたライブツアーをすべてキャンセルした・・・コンポーザー&ギタリスト、井上堯之さんの方が、好きです。その生き方が、好きです。

拓郎のファンの方には申し訳ないですが。個人的な気持ちとして。


ただただ、小学生から中学生にかけての年代に強烈な刺激を受けた身として、あんな拓郎を見たくない。


50を超えて渋い演奏がいい、とか。円熟味が増してるだとか、淡々としているとか・・・・

年齢を重ねると、人生を分かったように、穏やかにならないといけないのか。


なんだか、書いているうちに、腹が立ってきたのはなぜ?(苦笑)


わからん。


もう、寝よう。


もう1週間、ギターに触っていないから、ストレスなのか・・・・



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Posted by rookie1957@ストリート at 22:35│Comments(6)音楽・舞台・映画
この記事へのコメント
例えば三島由紀夫ですが。

私は彼を「午後の曳航」という作品で初めて知りました。

その後「金閣寺」等に続きましたが、

市ヶ谷のこと。と結びつけるには私の読解力が及びません。

「人間なんて ららーらららららー」

この歌をこの記事で思い出しました。
Posted by 惑星 at 2009年03月22日 22:52
私も最後の30分くらいですが、拓郎の番組見ていました。

偉くなると(矢沢とかも)オーケストラや、大勢のバッグバンドをつけるようになるのは何故でしょう・・・
私は拓郎は好きです!幸せな人だと思います。頑張らなくても売れる曲を作る才能があります。サービス精神が旺盛なので、どうしたら受けるかすぐわかっちゃうのかな。
岡林と拓郎は同い年なのですが、私には岡林は一つ前の世代の人で、拓郎は中学生の時聴いていた・・・というイメージです。

たまたま私も見ていたのでなんとなく書き込みましたが・・・私はその後中学生ながら、友部正人やはっぴいえんどや出会い、(友部フアン暦は長いですが)
高校生になるとそういう時代のど真ん中の京都で中山ラビやそのあたりの人のライブにはまり大学生の頃は上田正樹や、憂歌団、ウエストロードなどに
よく行き、カルメンマキOZやミカバンドのコピーバンドをちょっとしたりしている
うちに拓郎のことはすっかり忘れていましたが、私的には拓郎を見ると、中学生の自分を思い出します。ああー私はこんなにも中学生の時と頭の中身も
精神も進歩せず、ダメダメ人間なのに拓郎は立派に教訓言うとった。

私は上手に枯れたくないし・・・ローリングストーンズを聴きながら長々とコメント書いてしまいました。、
Posted by れんげ at 2009年03月23日 00:13
★惑星さま

難解なコメント、どうもです。

難解です。


★れんげさま


なんだか、私も考えがまとまらないまま、

テレビを見ながらブログを書きながら

テレビが終わっても、まだブログが終わらなくて(笑)

結局、長くなってしまいました。


これは、この事は、もう一回、書いてみます。
Posted by rookie at 2009年03月23日 00:22
だって貴方のギターは当店にあるんだもの(笑)
Posted by RUDIE at 2009年03月24日 21:11
★あのーーRUDIEどん


お店は・・・毎日・・・・ちゃんと・・・・・開けまショー


実は、「例の Gibson 」は家にありますが・・・

先々週、1年ぶりくらいに弦を張り替えようとしたところ!!!


えー、まあ、もろもろ、あれこれ、なんだか・・・

うまく、、いかんのですわ。

ふぁ。
Posted by rookie at 2009年03月24日 21:16
吉田拓郎をはじめとしてニューミュージックは好きです。
しかし私はそれがブランド化している深刻な事態を毎日ネットで、確信しています。「吉田拓郎」はいまやグッチ・ベネトン・シャネルと同じカテゴリーワードなのです。
たとえば、吉田拓郎コレクションなどと、勝手に自分の集めた音源やら本やらを見せびらかして快感を得ている、50過ぎの男性と思われる管理人が開いている個人HPがあるのですが、そこはもはや小学生が「ポケモン」で友達と通信などして満足しているのと同じような感覚でしか拓郎を見ていない、実に無意味な存在なのです。
 というのは、「吉田拓郎」このワードが含まれたアイテムは全て手に入れるなどは当たり前で、発売されていない音源(たとえば、撮影隊が入っていないようなコンサート公演のものなど)があれば、裏取引で同じ穴の狢ら同士で違法に取り合うまでしても、何もかも全てを手に入れるまでの欲求を「吉田拓郎」から得ようとしている光景があったのです。
井上陽水でも小室等でも何でもそうです。音楽はもはや「ブランド」と化されています。いくら関連のものを手に入れても、その時には次を次を探して満たされない。コンサート会場で馬鹿みたいに大声で叫ぶ野郎が大半いますが、
おそらく毎日そういった生活をしているのでしょう。
 公にして自分のやっていることに価値を見据えている「野郎」には、私だけはなるまいと思いましたよ。
音楽=思い出、一瞬の花、知的財産それでいいはずなんです。それは誰にも分からないんだろうね。
すいませんね、たまたまこちらを見かけて何も関係無かったのに、疲れていてここに書いてしまいました。瞬間に思い出せばいいのです。強欲とは、人間も世も一瞬で変える悪魔のような望ですな。

 
Posted by ペガシス at 2009年11月21日 00:25
 
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